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★ ミニチュアダックスフンドの45.2%がPRAのキャリア ★
 
 弊社が大学付属及び市中の動物病院と共同で、眼疾患を発症していないミニチュアダックスフンド
について進行性網膜萎縮症(PRA)の発症に関与することが報告されている遺伝子を調査したところ、その約半分(45.2%)がキャリア(片方の親から変異型の遺伝子を受け継いでいる)であることがわかりました。
 本結果は2007年日本獣医師学会で発表され、また、弊社が開発した検査法の有用性が示されました。

最近のペットブームを背景に遺伝病の危険性を無視した不適切な交配により、遺伝性疾患をもった犬が増えていることが懸念されています。その一例として、ジャパンケンネルクラブ(JKC)で最も登録数の多いミニチュアダックスフンドでみられる進行性網膜萎縮症(PRA)があります。この病気は症状が進行すると視力が失われる遺伝性の眼疾患です。弊社では大学付属及び市中の動物病院と共同で、ミニチュアダックスフンドのPRAに関する遺伝子の変異検出法を開発し、2007年の日本獣医学会でその検出法が有用であることが示されました。また、眼疾患を発症していないミニチュアダックスフンドについて調査したところ、約半分がキャリア(片方の親から異変遺伝子を受け継いでいる)であることも判明し、日本のミニチュアダックスフンドにおいて非常に高いことがわかりました。
 ジャパンケンネルクラブ(JKC)でも2005年より本格的に遺伝病を減らす取り組みを行うことが決定しました。このため、犬の遺伝性疾患を減らす取り組みは、今後急速に進むものと思われます。遺伝子検査は、あらゆる時期での検査が可能であり、また遺伝子変異は生涯変わることがないことから、遺伝病を減らすための最も有力な手段になることが期待されています。弊社「犬の遺伝子検査(DOGGENE)」は、皆様の安定した優良犬の繁殖・育成、そして血統の維持のためにお役に立てることと思います。
【株式会社バイオス医科学研究所】
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