z[\ 「ノミ q「EノB V[hbOミ ョ ノツ「ト aCE\h u[fBO N BBS
犬をショーに出場させるには、審査員が審査しやすいように犬を動かしたり、リードで引いて歩かせたりするハンドラーが必要です。プロのハンドラーにお願いすれば開催日以前から犬の訓練をしてくれて、当日最高のコンディションに持っていくように調整してくれます。一方で飼い主のあなたがハンドラーをつとめてもよいのです。オーナーハンドラーとして「愛犬と共」に出場すれば、よりショーを楽しむことができます。当犬舎では少しでも多くの方がハンドリングに興味を持っていただければと考えています。
ハンドラーになるにはいろいろな努力も必要です。個体審査の時に犬が正しい静止ポーズを取れるよう自宅のテーブルを使って教え込んだり、歩様審査で犬が生き生き歩けるようにリードの上手な引き方も研究しなければなりません。

ハンドリングをする前に

ハンドリングをする前に、まずダックスフンドの歴史、作出された目的、用途などについて知ることが大切です。そしてスタンダードに書かれてあることを充分に理解し、常にダックスフンドの理想像を頭の中にイメージすることが大切です。


良いハンドリングとは

ハンドラーとダックスの関係において、良いハンドリングとは、ハンドラーの存在を忘れさせるぐらいに、人々の目を犬にひきつけさせることだと思います。それには質のよ良い犬も必要となります。が、しかし、たとえ犬がいくら良くても、悪いハンドリングでは、ハンドラーとダックスのコミニュケーション、調和、一体感にかけ、肝心の犬は見せ場を失うことになってしまいます。またショーマナーだけで完全にその犬の短所をカバーできるわけでもありません。美しい歩様とは、健康で利口な性格を現し、よく発達した筋肉、良いマナー、親和のよくとれたハンドラーとの調和から生まれます。


ハンドリングの実際
  • リードの掛け方
    リードを犬の顎の下につけ、喉にかからないように気をつけましょう。そしてリードの長さは左手の片方で持ち肘をつけたとき、水平になるぐらいの位置で長さを決めます。余った部分は、きちんと折りたたんで手のひらに収めます。ハンドリング中は犬の無駄な動きを最小限に抑えるため、肘は体から話さないようにしますリードはゆるめすぎても、つりすぎてもいけません。

  • 環境に慣れさせて、少しずつ訓練する
    犬は右へいったり、左へ行ったり、地面の匂いを嗅いだりと落ち着かないものですが、毎日少しずつ外の環境になれさせ、犬をあきさせないことです。訓練に長い時間を費やしたからといって、効果があるわけではなく、かえって犬をいらつかせ、悪い結果を招きかねません。毎日少しずつの努力が大事なことです。

  • 歩様訓練
    やや首を上げ気味に犬は人間の左側にきちんとつけ、犬に合わせて歩様の訓練を行います。このとき犬が喜んで、自信を持って歩けるようなリズムをつかみ、ハンドラーとの歩調がだんだん合うようにしていってください。

  • コースの練習
    外の環境に、完全に慣れましたらショーを想定して、歩くコースを練習してみましょう。ドッグショーではI型、O型、トライアングル型といろいろありますが、どんなときでも、犬が横ぶれすることなく、歩けるようにしましょう。


リング内でのポーズ

「ステイ」と声をかけて合図をし、とにかく止まることを覚えさせましょう。この時犬の足は不ぞろいになって止まりますが、犬の足を揃えるため、に犬を少し前に歩かせて足を揃え「ステイ」の練習を繰り返します。


テーブル上でのポーズ
最初は高いところでの恐怖心を取り除くためにも、単にテーブルの上に慣れさせることが先決です。慣れてきたらポーズの練習を始めます。まずリードを顎の下にかけ、顔や首の皮がたるまないようにすっきりさせます。次に前足を肩から真っ直ぐにに下ろします。手は真っ直ぐ前方を向かせます。次に背中をなでながら犬を落ち着かせ、左手で後足を静かに一本ずつ引きます。このとき飛節から下が、地面と垂直になるぐらいにします。そしてね右手にリードをもって首を上げ、左手はそっと尾に添えるようにしましょう。このとき尾は高く掲げすぎないことです。背線の延長戦上よりやや下降気味ぐらいが良いでしょう。